都内の大学に爆破を予告するファックスを送りつけたとして、埼玉県草加市の無職、大熊翔容疑者(26)と東京 小金井市の大学院生、佐藤直容疑者(22)が威力業務妨害の疑いで逮捕されました。
今年に入り、全国の学校や自治体などには、同じようなファックスがおよそ30万件送信されていて、警視庁は2人が関わったとみていきさつを調べています。
この記事では、東京 小金井市の大学院生、佐藤直容疑者(22)の顔画像、プロフィール、FACEBOOK、インスタグラム、ツイッターアカウント等を調査しました。
佐藤直(さとうなお)の顔画像とプロフィール「チー牛顔の黒ぶちメガネ」
容疑者の顔画像がニュースで報道されました。
やせ型で、青いロングティーシャツに黒ぶちメガネという風貌です。驚きだったのが、共謀した大熊容疑者も黒ぶちメガネなんですよね。
X(旧ツイッター)上で二人は知り合ったとされていますが、外見からも通じるものがあったのでしょうか。
【名前】:佐藤直
【読み方】:さとう なお
【年齢】:22歳
【住所】:東京都小金井市
【職業】:大学院生(東京農工大学)
【容疑】:威力業務妨害
朝日新聞の報道によると、佐藤直容疑者は、2021年度、サイバーセキュリティー人材育成を目的とした国立法人主催のプログラムに参加していました。
佐藤容疑者は選考を突破し、国費でコンピューターの知識や技術を習得していたとしています。

国費で習得したスキルをこんなことに使わないでほしいよ。東京農工大学の大学院まで出て、もっと自分を活かせる場所あったよね?
佐藤直(さとうなお)のFACEBOOK「5件以上ヒット」
佐藤直(さとうなお)容疑者のFACEBOOKを調査しました。
漢字、アルファベットで検索かけ、同姓同名で5件ヒットしましたが、小金井市在住や東京農工大関連のキーワードが見つからず本人を特定できませんでした。
年齢的に、FACEBOOKはやっていない可能性もありますね。
佐藤直(さとうなお)のインスタグラム「5件以上ヒット」
佐藤直(さとうなお)容疑者のインスタグラムを調査しました。
漢字、アルファベットで検索かけ、同姓同名で5件以上ヒットしましたが、小金井市在住や東京農工大関連のキーワードが見つからず本人を特定できませんでした。
佐藤直(さとうなお)のX twitter「3件以上ヒット」
佐藤直(さとうなお)のX(twitter)アカウントを調査しました。
漢字、アルファベットで検索かけ、同姓同名で件ヒットしましたが、小金井市在住や東京農工大関連のキーワードが見つからず本人を特定できませんでした。
佐藤直は東京農工大の山井研究所「なりすましメール対策を研究」
「佐藤直 農工大」で検索すると、佐藤容疑者が属していたと思われる、研究所がヒットしました。
山井研究所の研究内容は、「安全で快適なネットワークづくり」。
研究内容を詳しくみていくと、なりすましメール対策、インターネットセキュリティ等で、
佐藤直容疑者が国費でサイバーセキュリティを学んでいた事実を重ねてもこの研究所に属していた可能性は高そうです。
また、今回、大学への脅迫FAX送信を「唐澤貴洋」弁護士になりすまして実施してことからも、研究内容に近しいですね。
佐藤直(さとうなお)作成の脅迫文「謎のコロ助口調」
佐藤直容疑者は、「唐澤貴洋」を語って爆破予告メールや詐欺ファックスを何千件も送り続けてきました。
実際に東京音楽大学に送り付けた脅迫文がこちらです。なぜか「ナリ!」とコロ助口調が気になります。
佐藤直の脅迫ファックス事件「おおごとになり面白いと思った」
脅迫ファクス事件で男2人を逮捕 送信30万件超 「恒心教」を自称
全国の大学や高校などに1月、爆破や殺害を予告するファクスが送られた事件に関与したとして、警視庁が8月、20代の男2人を威力業務妨害の疑いで逮捕したことが捜査関係者への取材で分かった。1~5月に学校や自治体、企業などに延べ30万件以上が同様の手口で送信されたといい、過去最悪の被害とみられる。
今回の事件にはネット経由でファクスを大量送信するサービスが使われ、2人は申込時に発信元を匿名化するシステム「Tor(トーア)」を経由してアクセスしていた。トーア使用の事件が立件されるのは異例。
捜査関係者によると、逮捕されたのは無職大熊翔(26)=埼玉県草加市=と東京農工大学大学院生佐藤直(22)=東京都小金井市=の両容疑者。
■「爆弾仕掛けたナリ」「払わないと起爆」
2人の逮捕容疑は共謀して1月23日、東京音楽大学(東京都目黒区)に対し、「高機能爆弾を334個仕掛けたナリ」「30万円払わないと仕掛けた爆弾が起爆」などと書かれたファクスを送信し、同校関係者に爆弾を捜させるなどして業務を妨害したというもの。
実際には爆弾は仕掛けられていなかった。ファクス送信元として事件と関係ない実在の人物の名前が書かれ、事件に前後して一部のネット掲示板に関与をほのめかす投稿があった。
2人は昨年秋ごろ、ツイッター(現X)を相互フォローして知り合ったという。SNSなどで連絡をとり、佐藤容疑者が番号リストを作り、主に大熊容疑者が送信したと警視庁はみている。佐藤容疑者は、別の邸宅侵入や有印私文書偽造・同行使の疑いなどで6月以降に逮捕・起訴された。
■「アピールしたかった」「おおごと、面白い」
大熊容疑者は「ファクスを使った嫌がらせを自分が考えたからアピールしたかった」、佐藤容疑者は「おおごとになり、面白いと思った」と捜査1課の調べに供述しているという。同課は、社会への影響力を誇示して自己顕示欲を満たす狙いがあったとみている。
2人は動機について「恒心教(こうしんきょう)を広めたいと思った」とも供述しているという。「恒心教」は、特定の複数の掲示板を利用する人たちの行動について、2010年代前半から使われている言葉。宗教性はない。掲示板では、ネット中傷防止に取り組む弁護士らを揶揄(やゆ)したり、おとしめる目的でこの人物をかたったメールで爆破予告をしたりして、その結果が書き込まれている。
「恒心教」を巡っては、攻撃対象になった個人や団体に大きな影響が出ている。警視庁の捜査幹部は「社会機能に甚大な影響が出ており、いたずらの域を大きく超えている」と話している。
朝日新聞デジタルより引用
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