2024年7月7日に東京都知事選が行われますが、候補者数は過去最多の47人です。
候補者が非常に多いのに、誰一人、投票したくないといった声がX(旧ツイッター)に散見されています。
この記事では、今回の都知事選候補者の中でも特に際立ってヤバい候補者を纏めました。
東京都知事選やばい候補者①「アキノリ将軍未満」
自己紹介を更新してみました🔥🔥🔥
純粋に宣伝のために来年東京都知事選に出馬します😌
日本国明治維新体制(戦後版)を打倒したい方は年貢(カンパ)ください↓↓ https://t.co/lcYOaqaWbK
— アキノリ将軍未満/ネオ幕府アキノリ党 (@ACINOLI_III) October 23, 2023
正直、何をいっているのか全く頭に入ってこないわ。。。
アキノリ将軍未満さんは本当に知事を目指しているのでしょうか?巷では、自身が党首を務める政治団体「ネオ幕府アキノリ党」を全国に宣伝することが主目的といわれています。
ネオ幕府応援歌もユーチューブでみつけましたが、やはり何を言っているかわかりませんでした。
やばいです。
顔は結構、整っているしイケメンなのに、ほんと思想が深すぎて?何言っているか一般人には理解不能です。
東京都知事選やばい候補者②「つばさの党代表の黒川敦彦」獄中参戦
つばさの党代表の黒川敦彦は、実は公職選挙法違反で逮捕、起訴されています。
その言動はかなり過激で、選挙カーを追い回したり、公衆電話ボックスの上に登ったり、他の候補者の演説に被せて拡声器で邪魔をしたりと、やりたい放題でした。
また逮捕されたときのダブルピースも、目がいっちゃっててやばいと話題になりました。
そんな迷惑だらけの黒川氏ですが、自分たちの行為は合法で、日本は表現の自由がなく、権力者の気分で逮捕される国だと主張し、全く反省している様子が窺えません。
獄中から選挙に参戦?そんなことできるのでしょうか??
実は、有罪が確定しない限り、勾留中でも選挙への立候補は可能なんです!
選挙期間中は、テレビやラジオへの出演はできないので、代理を立てて選挙活動を行っていくことになるでしょう。
拘留中の黒川氏に代わって、つばさの党の広報である外山まき氏が出馬表明をしました。
「私たちは有権者が本当に聞きたいことを危険を冒して代弁している」つばさの党・黒川敦彦氏が東京都知事選に出馬へ
小池都知事の学歴詐称疑惑などを例に挙げた。拘留中の黒川氏に代わって党広報の外山まき朝霞市議会議員が説明#東京都知事選挙 #東京都知事選 #都知事選 pic.twitter.com/AewyfFwZaB
— ニコニコニュース (@nico_nico_news) June 13, 2024
もし都知事選に当選したら、相当やばい感じになりそうな気がしています。
絶対ないやろ、、こんな人に都政任せられない。。
東京都知事選やばい候補者③「ジョーカー議員の河合ゆうすけ」
顔を白塗りにして、ジョーカーの格好をしているやばいやつです。ふざけてますね。。
〝ジョーカー議員〟こと埼玉・草加市議の河合悠祐氏が10日、Xを更新し、都知事選(20日告示、7月7日投開票)への立候補を表明した。
河合氏は「議員を辞職して、東京都知事選挙に出馬致します。今回の選挙活動では以下のことを行います」と切り出し、権力者をやゆする選挙ポスター、政見放送での大物政治家のスキャンダル暴露、ミュージックビデオの公開、街頭演説での主要候補者への凸質問の実施、300の画期的な政策を打ち出した。
これまでジョーカーペイントで各選挙戦に立候補していた河合氏だが、「新キャラでいきます。完全無所属です。何の政党にも関わりなく全て自腹です」と新たなステージへの突入を予告した。
「中世の時代から道化師は権力者をやゆする役割を担っていたという。この腐った『悲劇』的な社会でこれ以上生きててももうしょうがない。都知事選を『喜劇』に変えてやる。さぁSHOWTIE!!の開演だ」と気勢を上げた。 東スポWEB引用
ジョーカーに扮した河合悠祐氏は、権力者を揶揄する内容の300種類の選挙ポスターを合計1万枚東京の街中に貼ることで、東京をジャックしようと企んでいます。
政見放送での大物政治家のスキャンダル暴露や、画期的な政策を約300個用意するなど、かなりやばい戦略の候補者です。
これまで、草加市で市議会議員として活動していますが、その活動を見てみると、高齢者や生活困窮者への支援、市長や市議の給与などへ、踏み込んだ質問をしていました。
河合ゆうすけ氏はXのアカウントを2つ使い分けていて、議会活動用のものをみると、しっかりと草加市議会議員としては、活動していたことが見受けられます。
SNSでも、議会での活動を丁寧にわかりやすく投稿していることから、単なる売名行為ではないように見えます。
こちらの候補者は、見た目と戦略こそやばいやつですが、今後発表される約300個の政策が気になりますね!
東京都知事選やばい候補者④「AI メイヤー」
とうとう、候補者に人間でないものが登場しました。AIです。
ただ、このAI メイヤー、公言していることはかなり全うです。
候補者がAIということで、相当やばいやつではないかと想像していましたが、その政策内容は、かなりしっかりと考えられたものだったんです!
- 金銭的ではなく心理的な支援による子育て支援の樹立
- 見た目や経歴、知名度に関係なく、政策の中身に焦点を当てた選挙の実現を目指す
- サラリーマンが仕事を辞めずに政治活動に参加できる環境の整備
- 選挙ポスターの公費斑負担の廃止
1. 「民意のない民主主義」の改革
立候補者の多様性とロングテール化を通じて、政治の質を向上させることを目指します。地方自治体が財政難で困難な決断を迫られる一方で、財政的に安定した東京都は、束縛のない理想的な政治を実現することが可能です。これは、東京都の特権であり、その可能性を最大限に活用すべきです。
(1) データ重視の政治
データに基づいた政治を推進し、感覚的な判断や政治的なセンス、選挙を目的とした政策を排除します。具体的な取り組みとして、都の出生率が初めて1.0を下回った問題に対し、その改善に全力を尽くします。これらの施策は、より公正で効果的な政治を実現するための重要な一歩です。
「出生率の推移」を見ると、政策だけでは少子化の防止は困難であることが明らかです。地域社会や家族による「産んでほしい」という期待や価値観、すなわち「お金よりも感謝」が、少子化改善により大きな影響を及ぼすといえます。経済的支援や育児手当よりも、岸田総理や小池都知事が若者に対して「子供を産んでください」「産んでくれてありがとう」と呼びかけ、選挙活動のように繰り返し情に訴え、お願いすることで、出産・子育て世代の承認欲求を満たすことが最も効果的です。データを活用しない現行の政治家は、有権者への配慮からこのような発言、お願いを避けがちです。
(2) 匿名による選挙出馬を可能に – VTuberも出馬可能に –
選挙時における本名、年齢、学歴、職歴、顔の非公開と、選挙公報の顔写真にアバターを認めることで、ルッキズムを排除し、政策重視の政治を推進します。日本は他国に比べて自分と同姓同名の人数が少ないことやその民族性から、候補者の二極化が進んでいます。日本では5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)やX(旧ツイッター)など匿名文化が根強く、本名非公開(通称)での立候補を全面解禁すれば候補者の底上げにつながります。
また、一般的に、政治活動の一部は、「有権者に寄り添う」名目の駅立ち、辻立ち、戸別訪問、地域イベントへの参加などが占めています。これらは実質的に次の選挙の準備の時間となっています。しかし、ルッキズムのない選挙が実現すれば、これらの時間を政治家は別の時間に充てることが可能となります。
(3) 立候補のために「いまの仕事を辞めない」環境づくり
新人の候補者が仕事を辞めずに選挙活動を行える環境の整備を推進します。これにより、多様なバックグラウンドを持つ人々が政治に参加しやすくなります。また、会社員による政治家の「副業」化を目指します。企業に対しては「政治活動休暇」の導入を推奨し、議員のなり手不足問題の解消を図ります。これらの取り組みにより、より広範で多様な人材が政治に関与することになります。これは、東京都や我々の社会が直面する複雑な政治課題に対処するために必要なステップです。
(4) 組織票の制限
いわゆる組織票は、「民意のない民主主義」を生み出す一因となっています。この問題を解決するために、組織票を禁止します。さらに、組織票を禁止することで「裏金」の問題も解消され、また、政治家は支援団体ではなく有権者のための政治を行えるようになると考えます。また、現行の政治システムでは、国会議員(小選挙区) → 都議会議員 → 区・市議会議員という「上司・部下の関係」が形成されています。この関係性の解消も重要な課題と考えます。これらの改革を通じて、より公正で透明性の高い、しがらみのない政治を実現することを目指します。
(5) 世襲議員の制限
都内のすべての選挙において、「世襲」議員の数を20%未満に制限し、2030年までには全面的に禁止することを提案します。ただし、地盤の引継ぎがない他の選挙区への出馬については問題視しません。公正性の観点からみると、世襲政治家は選挙で有利な立場にありますが、これが他の候補者の登竜門を妨げていると考えられます。また、世襲政治家は親族の地盤を受け継ぐことで当選しやすい一方で、その能力や資質が必ずしも保証されているわけではありません。
プロ野球やB.LEAGUE(プロバスケットボールリーグ)では、外国人選手(助っ人)の登録に制限があります。これらの制限は、公平性を保つために必要なものであり、政治の世界でも同様の考え方が必要です。さらに、世襲議員のイメージ向上のため世襲議員を「助っ人」議員と呼ぶことを提案します。
(6) 比例復活当選ゼロの提案( いわゆる「ゾンビ復活」ゼロ )
衆議院議員選挙における「小選挙区」と「比例代表」への重複立候補を制限することを国に提案します。これは、民意のある民主主義の実現と、日本の民主主義をより健全で公平なものにするための重要な一歩です。
(7) 選挙ポスター等の公費負担の廃止
供託金没収者が選挙活動費用の公費負担を受けられない現状は、候補者間の不平等を生み出しています。選挙公営制度は「お金のかからない選挙のため、また、候補者間の選挙運動の機会均等を図るために採用されている制度」(総務省)であり、制度趣旨と反しています。また、候補者が選んだ印刷会社が自治体に上限額を費用請求できる現行の公費負担制度は、選挙公営のコストが高止まりする要因となっています。「選挙ポスターの印刷」や曖昧な位置づけである「ポスター貼り」(都知事選28,000枚/14,000掲示場)について、競争入札による自治体の公営化を目指します。これらの改革により、公正で透明性の高い選挙を実現することを目指します。(なお、へずまりゅう氏の公約の一つである供託金制度については、へずまりゅう氏に賛同しますが、すでに合憲判決が出ているため、私の公約には含めていません。公職選挙法の改定には賛成します)
(8) 口語体の議事録の廃止
口語体の長い議会議事録の廃止を提案します。議事録は箇条書きで整理し、各議案について「発言の趣旨」「結論」「次に行うべきことの有無」を明確に記載します。これにより、インターネットや外部からの議事録の検証が容易になります。この改革は、議会の透明性と効率性を向上させるための重要な一歩です。
AIの実態はなんなのでしょうか?AIメイヤーは松田道人という実業家でした。
東京都知事選やばい候補者⑤「任期中に100歳。ドクター中松」
なんと今年96歳になる候補者、ドクター中松。当選した場合、任期中に100歳を迎えます。
高齢者が高齢者を救う時代、高齢者が高齢者を知事に選ぶ時代がやってきたのでしょうか。
ドクター中松は、フロッピーを発明したことで有名だが、これまで16回もの選挙に立候補し、全てに落選しています。
没収された供託金は、合計で驚きの5000万円以上!
物価高騰と貧困の解決は自分にしかできないと訴えています。
全国の高齢者の希望になることでしょう!
都知事選候補者にやばいやつが多すぎる理由3選
知名度アップ「300万円で宣伝ができるならお得!」
都知事選に立候補すれば、その名前は全国に広まるのは明らかですよね。
見た目や出馬の方法を他の候補者と差別化した都知事選候補者のやばいやつは、メディアに取り上げられ、より多くの人に知ってもらうことができます。
300万の供託金を払ってでも、全国に名前が知れ渡るというメリットのために立候補する候補者も少なくないでしょう。
「元都知事候補」の肩書をゲット
都知事選に立候補すると、「元都知事候補」という肩書がつきます。
これは、今後の政治活動においても、非常に有利になると言えます。
政治活動意外にも、「元都知事候補」という経歴が残ることで、ちょっと自慢になりますよね。
SNSの普及「費用減により候補者の質にも変化」
以前の選挙活動は、選挙カーで街中を走り回ったり、ポスターの掲示や事務所の設置など莫大な費用が要りましたよね。
しかし最近では、インターネットでの選挙活動が認められ、SNSが使われるようになりました。
そのおかげで、費用も抑えられ、選挙に立候補できる人の幅が広がったことが都知事選候補者のやばいやつが増えた理由の一つと言えるでしょう。
誰でも出馬できるようになったことはいいことでもあるけど、ここまでヤバすぎる選挙ってある?まだまだやばい候補者が出てきそうだ・・
都知事選候補者のやばいやつは、今後もさらに増えると予想しています。
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